お見合いの時、「バカ正直」に自分を見せる人がいる。

　「今の勤めている会社が、実は経営が苦しいみたいで、いつ倒れるか
　わからないんです。」

　「僕も確実にリストラの対象になってる。」

　そしてお見合い相手から断りの返事をもらってしまう。。。

　「もう少し経営の安定した会社にお勤めの方をお願いします。」

　「リストラされそうな人を紹介しないで下さい。」

　うむ～困った！

　正直はいいことだ。ウソをつけとは言えない。

　僕：　　「○○さん、お見合い初日にそんなこと言ったら、相手の方は
　　　　　不安になって、当然断りますよ！」

　○○さん：　「だけど・・・本当の事だし、もし結婚してから倒産とかになったら
　　　　　　　　　彼女に迷惑がかかるでしょ！？」

　







・・・怒らないでぇ～。。。

　僕：　　「でも、まだ倒産が決まったわけじゃないし、・・・
　　　　　　結婚も決まってないし、初めて会ったばかりですよ。
　　　　　　ほんとに○○さんっていい人ですね。正直すぎるよ。」
　　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　　・

　残念ながら、お見合いでは不器用で正直者な「いい人」ほど断られやすい。

　正直であること。それはすばらしいことだ。　
　でも、お見合い初日に言うべきことではない。

　しかも、まだそうなってないし、ただ自分が勝手に心配してるだけ。

　
　お見合い初日は、
　お互い、初めて会ったのだから、前向きな会話をするべきだよ。

　そういう演出は必要！

　「もし、リストラされても、会社が倒産しても、僕を選んでくれた人
　のことは、全力で守ります。
　なーんて気持ちは持ってますよ！」

　って笑い飛ばすぐらいがいいよ。

　もしほんとにそうなったら、
　「あの時、守りますって言ったから、マジでがんばらなきゃ！
　　ウソつきにはなりたくない！」
　って這い上がっていくのが、本物の「いい人」！

　○○さんはどうなったかって？

　
　先の会話から、４年ちょっと、
　今でもその会社は倒産してないし、リストラにもなってない。

　いや、むしろちょっと出世してるじゃない！！











まあっ、部長クラスやけどね！！





ポイント

　正直に自分を見せて、相手に選んでもらおうとしていないかい？
　それって、もしかして一番楽な方法じゃないかい？

　自分からわかってもらう
　自己演出を身につけるんだ
　相手が選ぶんじゃない、自分が選ぶんだ

　
　自己演出は相手を騙すことじゃない。

　相手を楽しませること。
　人間関係を円滑にすること。

　もう「いい人」で終わるのは、やめておこう。
　世の中の人、全員に「いい人」と思われなくていい。

　
　追加報告
　
　○○さんも今では、良きパートナーに出会って幸せになってます。

　そんな○○さんも学んだ！「お見合い必勝塾」
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　　あなたに幸あれ！